最近突然歯がしみるようになったという患者様が多くいらっしゃいます。
そのような方の多くは虫歯がない歯の表側の歯茎との境目がしみています。
これは知覚過敏といわれる症状です。
このような症状が起きる原因はいろいろありますが、力によるものが多いように感じます。
歯には様々な力がかかっていますが、最近話題になるのがTCHからくる力です。
TCHとはTooth Contact Habitの略で、食事や会話など以外で上下の歯が当たるような癖をいいます。
通常であればリラックスしていれば上下の歯は当たっていないものです。(歯並びなどにより一概にはいえませんが・・・)
しかし特に仕事中やスマホを操作しているときなどに歯が当たりやすく、食いしばり程の力ではないにしろ
持続的に力がかかっていることがあります。
長時間力がかかることで歯にダメージが出やすく、知覚過敏につながっていることがあります。
また、顎関節症につながっていることもあります。
対策としては気づいたときに歯が接触していたら離すことだけです。
とても簡単なことですがこれが定着すれば知覚過敏がなくなったり、顎関節症が改善したりすることも多いです。
簡単にできるのでふと気づいたときに是非意識してみてください。
ちなみにこれに加えて磨き粉(シュミテクト)も対象療法として効果は高いのでオススメしています。
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